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日本発のリナックス企業、ミラクル・リナックスで奮闘する社員のブログです。

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実践:中国語が喋れない人の北京出張(後半)

 2月の旧正月(春節)の後に、Asianux開発のために中国は北京の開発センター(CDC)まで2週間(ビザなしのほぼ限界日数)の出張に行ってきました。今回はこの話をネタの続きを書きます。

*綱渡りな食事

 CDCに限らず、中国に行って困るのが食事です。北京の食事は日本人が考えるような中華料理の味付けでないこともあります(日本の中華は広東経由らしい)が、食事のできるところの店員は中国語しか分からないということのほうが遥かに脅威です。CDCでは、弁当の宅配を頼んだり、近場の店に連れて行ってもらったりして凌ぎました。では、CDCから帰った後はどうするか。

 一番精神的に楽なのは、英語の分かる、ホテルのカフェテリアなどレストランを使用する方法ですが、これは割高なので慣れてきたら使いません。今回の出張では、他の食事に飽きてきたときに1回使っただけでした。

 逆に、一番安いのは、スーパーマーケットで買い込む方法です。定宿のホテルは、地階で隣のスーパーと繋がっているのでこれが比較的容易に可能でした。このスーパーではカード会員に対して値引きをしているようでしたが、中国語でレジで何か言われるのも困ると思い、カード会員向けの値札しかつけられていないものは用心して手をつけませんでした。品揃えは普通でした。日本と違うと思ったのは、以下のような点でした。

  • 入口から出口に向かってほぼ一方通行。(このスーパーだけかもしれませんが。買い忘れのものがある場合、分かりにくいのですが入り口付近に戻る方法はあります。ただ、レジを通った後に、入口にしか連絡口がないホテルに戻るのにどうやって戻ろうか暫し途方にくれましたが。正解はまた入口から入ってホテル方向に行けばよかったです。)
  • 生活必需品は安く、嗜好品は高い。(菓子の類が馬鹿高くて、買う気がしませんでした。飲料水は安いです。2L 100円以下。ホテルの部屋のミネラルウォーターがぼったくり価格とは分かっていて手をつけていなかったのですが、市価の10倍以上ということを改めて実感。)
  • カップラーメンにはフォークが入っている。(箸を買ってしまったorz)
  • 焼きたてパンはあるが、弁当はない。(品質保持面から半日しかもたないものは厳しいのかもしれませんが、料理は共有する中国人の習慣からして、必要とする人が少ないのがあるんでしょうね。同じく独身者の強い見方である、コンビニがあまり見かけないのを見るに。)

なお、中国のスーパーマーケットでは、万引き防止のためバッグ等を持ち込めないそうです。そういうわけで、手ぶらで行って、両手にビニール袋をぶら下げて帰ってくることになります。

 他に、真っ当な(?)食事をする方法としては、日本(風)料理店を探すことになります。junさんにおいしいお店には色々連れて行って貰いましたが、一人で食事するには、ラーメン屋だったり、日本の外食チェーン店だったりも便利です。弊社の定宿の地階にはラーメン屋が、15分ぐらい歩いたショッピングモールにはラーメン屋や吉野家、元禄回転寿司などがあったので、これらを使うのが良いと思いました。元禄寿司には実際行ってきましたが、味は日本と同じで嬉しかったです。残念ながらメニューが中国語で、英語の併記もなかったのですが。最後に、それでも飽きたら、マクドナルドやケンタッキー(中国はケンタッキーの方がメジャー?)へ行くという手があります。ホテルの脇のケンタッキーでさえ、英語が分かる店員がいませんでしたが。

 綱渡り食生活で使った中国語は、「埋単」(maidan;勘定を払う、最初のaで上げまたはやや下げの2種類の用法があり、次のaは伸ばす)だけでした。後は遠くの店員に対して手を掲げて勘定を手にとってぺらぺらと振るしぐさでも良いそうです。
 それにしても、日本人は外国人に見えないので中国語で喋られて困りますね。

*ホテルでのトラブル

 今回の出張では、大きく2つ、ホテルでトラブルがありました。

 一つは、予約されていたはずのホテルの部屋です。私はチェックインするときに、後半1週間はシングルルームの空きがないので、VIPルームを代わりに用意しました、といわれていました。そして2週間分のdepositを払った上で、前半1週間のカードキーを渡されたのです。が、移る前日、夜飲んで12時過ぎに帰ってくると、部屋に入れない。酔った勢いで(?)カウンターに押しかけてあれやこれや言って、ようやくカードキーを更新してもらえました。よくよく見ると、キーに書いてある日付がその日までだったんです。1日間違っていました。
 が、まだ油断できないなぁ、と思いつつ、翌朝カウンターに行ったら、案の定、後半の部屋の予約が無効になっている。VIPルームどころではないわけで、勿論同じ料金でVIPルームに移ってもらうという話も全然連絡されておらず。部屋の延長は何とかその場でやることができました。どうも、料金が1週間ごとに変わるため日付が1週間ごとに分けられていたのを、一旦チェックアウトして、翌日の昼にチェックインするものと勘違いしていたらしい。そんなわけあるかー、であります。

 もう一つのトラブルは、ランドリーに預けたシャツに穴があいて返ってきたことです。
言っていることとやっている事が食い違っているのが面白かった。シャツと一緒についてきた紙の上のほうにはどうやら「穴があいていたから洗濯できない」と中国語で書かれています。しかし、洗濯後に付いたのではないかという紙のタグはつきっぱなし。(紙のタグを洗濯前に付けられるわけないよねぇ。) しかも、料金はきっちり引かれています。怒りを覚えながら、紙の下のほうをみると、直すと英語で書いてあり署名を求められています。
 ふむ。どうも文面が食い違うが、賭けてみるか。
 ということで署名をしておきました。例え直されたとしても、変な出来だったらブログのネタにでもしてやろうと思いつつ。
 結果は...穴のあいたままクローゼットに架けられていました。
 面白くないので、写真はなしにしときます。

*休日の過ごし方

 今回の出張でイマイチ消化不良だったのが、休日です。観光するだけの気力がありませんでした。道を間違えるタクシードライバーと孤軍奮闘したり、見知らぬ人に中国語でなにか尋ねられたりする(中国でも日本と同じように訪ねられ役が回ってきます。何故だろう...)のには休日ぐらい解放されたい、とまず思ってしまったためです。また、欲張らないのが私のポリシーなので、次に誰かと一緒に中国出張があった時のネタにしておこうと思っています。そのほうが誰かにガイド役を頼みやすいこともあります。
 ただ、近くのショッピングモールをぶらぶらしたり、テレビを見たりだけでも、色々と収穫はありました。言葉では、たとえば、
 「請勿~」(~しないでください;Qing wu。iはやや下がり気味、uは一気に下げる。)
とか、
 「対」(英語のRightのようです/日本語だと「そう」かな?;Dui。iは一気に下げます。私は同意だと勘違いしてました。ドゥェ、と聞こえるので。)
などの単語を知ることができたのは少し収穫でした。そして、CDCの通路で「請勿烟煙」と書いてある脇に灰皿が据え付けてあるのを思い出しました。うーむ...。対、はタクシーの運ちゃんが正しい方向を指差しているときにも使えます。
 しっかし、中国人が店員を呼びつけるときに使っている「フーヤ!」という叫びはどんな意味なんでしょう。後で調べてみることにします。

*帰国、そしてたった一つの言葉

 二週間が終わる頃、北京首都国際空港の第三ターミナルが使用開始されるニュースをテレビで見ました。慌てて調べてみると、中国国際航空および日本の2社はまだ第二ターミナルとのこと。3/26から第三ターミナルに移るので、今後は気をつけないといけません。タクシードライバーをちゃんと誘導する必要があるからです。

 私が帰りに使ったのは、午前中の便でしたので、朝は5時起きでした。これもjunさん始め会社の人のアドバイスで、便が大幅に遅れた場合、午前中の便であれば午後のに乗れるが、午後の便だと次の日になることがあるためだそうです。また、道路が空いていてやきもきする必要がないのも良いとのこと。実際6時台の道路は空いていて気が楽でした。
 そうそう、言い忘れていましたが、去年の秋に来たときと、入出国や税関の審査が簡略化されています。成田は入国で税関で紙が1枚できましたが、北京は申告物がない場合は紙が免除になりました。また、北京でのラゲッジの引き取りとチケット交換は、時間がかかるときとかからないときがまちまちと聞いていましたが、行って見て分かりました。確かにあっという間にいっぱいになります。私は比較的早くカウンターにたどり着いたのでそれほど待ちませんでしたが、あと5分遅かったら20分近く余計にかかっただろうという感じでした。

 最後に。

 私が搭乗(登机)するときに、2週間前成田でフライトアテンダントが言った内容は、中国語で何にも分かりませんでした。しかし、北京では確かに、この言葉が聞き取れました。
 「直行...」
残念ながら、(Zhizou)の続きの、左側(Zao)に行くというところは聞き取れていなかったと思いますが、私が始めて聞き取った中国語として、印象深い単語となりました。

 北京よ、さらば。
 そしていつの日か、再見!

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コメント

埋単→买单 (mai3dan1)ですね。
北京に来た当初、tito氏とレストランで追加注文のためメニュー(「菜单」 cai4dan1)を頼みたかったのですが、四声が正しくなく、cai3dan1と発音していたせいなのか、买单されてしまうことが時々ありました。子音よりも四声が大事という証拠でしょうね。

「フーヤ」ではなく、服務員(FuWuYuan)ですね。w
日本語で無理やり書けば、フー・ウー・ユェァンってかんじかと。
フーヤっぽく聞こえるのは 儿音 (R音)というのがきついからです。
北京人はこの音がきついのでホント何いってんだか分からないです。

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