VoIP-IP05
Asterisk を使った日・中・韓間の内線システムの構築は前にも記事にしてきました。
Asterisk で VoIP (実現できるか?)
Asterisk で VoIP (2)
その時のネットワークの混雑(主に中国-海外間)の状況により、会議電話の音声品質が左右されることもありますが、概ね良好なようです。
1対1の通話であれば特に問題はありません。
これまで、VoIP 通話のクライアントは PC で動作する、ソフトウェア SIP クライアントを利用していましたが、常駐型ソフトだと起動しない人とかも出てきて話したいときにかからなかったりして不便です。
もともと、PCの方で Skype, MSN や IRC 等々の IM ソフトを利用している側にとっては、これ以上常駐型ソフトウェアコミュニケーションツールを増やしたくないというのはホンネでしょう。
そこで、中国のAsianux開発センターではハードウェア型の VoIP デバイスを購入しました。
購入したのは、VoIP-IP05という製品です。
1台およそ500元ほどでした。一人一台ずつ確保です。

SIP だけでなく、IAX2 もサポートしています。
IAX は Asterisk の独自プロトコルですが、SIP でよく遭遇する NAT 越え時の接続障害も IAX なら当たり前のように接続できます。
また、電話機自体に DHCP Client の口と DHCP Server の口があります。DHCP Client の口は当然、イントラネットに接続するための口です。接続すると DHCP から自動で IP を取りに行きます。ディスプレイに獲得したIPアドレスが表示されるので、そのアドレスを使って、PC側からブラウザアクセスし、設定を行います。当然静的アドレスも割り振り可能です。
DHCP Server なる口は、たとえばデスクにEtherの口が一つしかない場合、このデバイスをEtherへ接続し、PC をこのデバイスの DHCP Server の口に接続します。デバイス内で NAT があり、PC もきちんとネットワークに繋がるようになっています。
なので設定の際に間違って DHCP Server の口にイントラネットの線を繋ぐと、ネットワークに障害が出るので注意です。
機能・音質等々については申し分ないです。
今回の VoIP デバイスの購入費用は総額およそ20万円ほどでしたが、頻繁に行われる国際電話による電話会議の通話費や、国際電話を躊躇してチャットベースで行われていた会話によるストレスを考えると、安い買い物だと思います。




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