不定期Wine談義(7) : Wine 1.0のRC
十何年ごしのプロジェクトであるWineがついに1.0RCにたどり着きました。
ほぼ1年ぶりにWine触ってみましたが、大幅に良くなっていると思います。
いくつか触ってみたので、さらさらと感想を書いてみます。
インストール
いつものようにインストールします。
$ wget http://ibiblio.org/pub/linux/system/emulators/wine/wine-1.0-rc1.tar.bz2
$ tar jxvf wine-1.0-rc1.tar.bz2
$ cd wine-1.0-rc1
$ ./tools/wineinstall
フォント設定の追加
インターネット上を調べるとWineのフォントの設定方法についていくつか例がありました。そこでいくつか次のように設定しておくことにします。
1. UIフォントの設定
$ cd ~/.wine/drive_c/windows/Fonts
$ ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/ipagui.ttf .
2. MS系フォントの設定
$ cd ~/.wine
$ vi user.reg
user.regに以下の項目を追加します。
[Software\\Wine\\Fonts\\Replacements]
"MS Gothic"="IPA \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"MS Mincho"="IPA \x660e\x671d"
"MS PGothic"="IPA P\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"MS PMincho"="IPA P\x660e\x671d"
"MS UI Gothic"="IPA UI\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"="IPA \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \x660e\x671d"="IPA \x660e\x671d"
"\xff2d\xff33 \xff30\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"="IPA P\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \xff30\x660e\x671d"="IPA P\x660e\x671d"
3. 代替フォント
代替フォントを設定するには次のようにします。(Tahomaの例)$ vi system.reg
[Software\\Microsoft\\Windows NT\\CurrentVersion\\FontSubstitutes]
の最後に追加します。
"Tahoma"="MS UI Gothic"
画面で見る最新Wine
保存ダイアログはこの通り。Wineは日本人のコントリビューターはまだまだらしく、時々英語がでます。
日本語のファイル名も書き出せるようになりました。
PowerPointViewer 2007をダウンロードした所。
インストール。
インストールが終わると、こんな風にメニューがでます。
手元にあったpptをいくつか開いてみましたが、普通に動いています。少しフォントのレイアウトが崩れていますが、代替フォントの設定がIPAフォントだったのを素直にRicohフォントに指定すれば良かったかもしれません。
Skypeの最新版は残念ながら途中でクラッシュしました。
毎度おなじみの秀丸です。
HTMLヘルプを開こうとするとgeckoエンジンをダウンロードしようとします。このあたりを真面目に準備しておくのが、ディストリビューターの仕事になるかもしれません。
ダウンロードが終わると、このように表示されます。
インストールしたソフトウェアをアンインストールするためのUninstallerは動作不良で動かず。~/.wine をまるごと消しても良いのですが、このあたりが動くようになるともっと一般的になると思います。
















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