KOZMO(その1)
皆さんは、ネットバブルの時代にNYにKozmoという企業があったのをご存じだろうか?
私は、全然しならかった。前回までのBLOG同様にGyaoのドキュメンタリー番組として放送されていた。(でも9月4日まででしたので、現在は放送していません)
コンテンツの配給元では、e-dreamというタイトルになっている。
Kozmoは、韓国系アメリカ人の二人であるJoseph ParkとYang Kangの二人が創設した1時間でネット購入した商品を届けるというサービスを提供する会社だった。
ゴールドマンサックスに勤務していた、Parkがアマゾンで本を買った際に本の配達に2,3日購入することがわかり、仕方なく近所の本屋で本を購入する際に思いついたそうである。
かくして、98年3月にKozmoは設立され、99年10月には、2800万ドル(約28億円)の増資をし、99年11月には、倉庫が完成して、ビジネスは、拡大していく。当初は、1時間でビデオを配送するというサービスになっている。
会社が急激に大きくなり、99年12月には、給与システムの障害でメッセンジャー(自転車で商品を配送していた)に給料が期日に支払えず、メッセンジャーはかなり苛立っていた。ここで、特筆すべきは、ほとんどのメッセンジャーがアフリカ系アメリカ人であることである。ある意味、この手のベンチャー企業は、ITシステムだけの会社ではなかったために、雇用も生み出していた。(最盛期には、このKozmoは、1200名以上の会社になっている)
99年12月23日に1億2000万ドル(約120億円)の増資が決定しいている。
このころの、ParkとKangの二人のインタビューコメントは、対称的である。
CEOであるParkが、PCとネットワークがあれば、世界征服が出来ると言っているのと対象に、
"I don't really care where I work. All I need is a laptop with an Internet
connection and my cell phone and I'm ready to conquer the world."
片腕であったKangは、いつ投資家がインターネットに興味を示さないようになるかわからない。
"From what we've heard from our analysts, this [Kozmo] should be a huge
IPO. But, you never know. Investors are fickle. One day, they'll be like, 'No more Internet!"
と言っているのはかなり印象的である。実際にkozmoは、投資家から見放され、上場できないんですが、それを予見していたKangは、さすがと思いました。
ParkとKangのコンビは、ある意味名コンビで、Parkはいけいけどんどん、それを諫めるKangという構図がよくある成功する会社の典型なわけですが、今回は上手く行かなかったですね。投資家は、とても移り気なわけです。
00年2月14日 スターバックスの株主総会で、Kozmoが5年間で1億5000万ドルを提供しスターバックスとマーケティング契約をし、スターバックスにビデオの返却BOXを置くことで、合意したと発表されている。
この時のTVニュースでは、オンラインとオフラインが手を結んだ大きな提携であり、スターバックスのネット戦略とまで呼ばれている。
特にCEOであるParkは、派手に宣伝活動もやっており、CNNにスターバックスの社長とともに出演したり、オンライン記事にも数々登場している。
当時28歳という若さであったが、ホリエモンのごとに強気な姿勢で、資金を調達しビジネスを拡大している。(ゴールドマンサックス出身であるが、ホリエモンの様に金融ビジネスには、手は出さず、Kozmoのビジネスだけに集中していた点はことなりますが)
(続く)




http://www.nowondvd.net/products/e-dreams/index.html
ホリエモンがレビューしているところがまたいい味出してますね。
投稿: shiro3@ミラクル | 2006年9月 5日 (火) 16:42
きっとホリエモンのことは、映画かTVドラマ化されることは間違いないでしょうね。このコメントを書いた時には、本人はもっと違うストリーを描いていたでしょうが。。。
投稿: 児玉 | 2006年9月 9日 (土) 17:10
Hi, I'm the distributor of e-dreams. I'm wondering if you could translate what you wrote here in english and I'll trade links with you on my site.
投稿: John T | 2007年6月 9日 (土) 14:02