Ubuntu 9.04 with MS Office 2007 on Wine(WineでOffice2007を使う)
ここにも書きましたが、お客様からのオフィスは、ほとんどがMS-Officeなわけです。
それだけのために、Windowsをインストールするのも、歯がゆいので、今回は、
Wineをインストールして、そこで、MS−Office2007を使うことにチャレンジして
みました。
結果としては、
なわけで、使えます。ただ一つの問題をのぞいては。
- wineをインストールする.
http://www.winehq.org/download/deb
このページ通りにやれば、問題なし。
Wine1.1.24が最新である。 - 関係ファイルのダウンロード
$sudo apt-get install cabextract
- Wineconfigureで、WindowsバージョンをWindows Vistaに変更する。

- Widows関連ファイルのインストール
このコマンドは、上記2を実行したのと同じディレクトリで実施する。Windowsのインストーラが立ち上がって、.NETなどがインストールされる。
$sh winetricks msxml3 dotnet20 gdiplus riched20 riched30 vcrun2005sp1
- Windowsアプリのフォントやインストーラがとうふになってしまうので、Wineのフォントを設定する。
Wineconfigureのデスクトップ統合タブの項目(E)で メニューのテキストを選択する。右側のフォントをクリック。 IPAPゴシックを選択、サイズを9ポイントにする。
(もちろん、この前にIPAフォントは、システムに設定しておいてください)
- 同じくアプリのフォントを設定しておく。
~/.wine/user.reg をgedit で開く
■IPAもナーフォントの場合
[Software\\Wine\\・・・] の後ろあたりに次を付け足す
[Software\\Wine\\Fonts\\Replacements]
"MS Gothic"="IPA \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"MS Mincho"="IPA \x660e\x671d"
"MS PGothic"="IPA P\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"MS PMincho"="IPA P\x660e\x671d"
"MS UI Gothic"="IPA UI\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"="IPA \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \x660e\x671d"="IPA \x660e\x671d"
"\xff2d\xff33 \xff30\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"="IPA P\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \xff30\x660e\x671d"="IPA P\x660e\x671d"
■IPAフォントの場合
[Software\\Wine\\Fonts\\Replacements]
"MS Gothic"="IPA \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"MS Mincho"="IPA \x660e\x671d"
"MS PGothic"="IPA P\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"MS PMincho"="IPA P\x660e\x671d"
"MS UI Gothic"="IPA UI\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"="IPA \x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \x660e\x671d"="IPA \x660e\x671d"
"\xff2d\xff33 \xff30\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"="IPA P\x30b4\x30b7\x30c3\x30af"
"\xff2d\xff33 \xff30\x660e\x671d"="IPA P\x660e\x671d"
これでMSxxxfont が指定されているアプリで IPAxxxfont が使われる。
それでも、Windowsのインストーラーがとうふになってしまった場合には、
/usr/share/wine/fonts以下にある、「tahoma.ttf」「tahomabd.ttf」の2個のフォントをどこかに移動してしまってください。 日本語入力時の候補文字を出す。
Windowsアプリに日本語を入力する際に、どうもよろしくありません。
候補文字がうまく出てきません。そのため仕方がないので、
http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20080806/p1
ここにもあるように、~/.wine/user.regの最後に以下を追加する。
[Software\\Wine\\X11 Driver] 1129995218
"InputStyle"="root"
この設定をしても、atokxの場合には、普通のように、入力しているところに
表示されない。下に出てしまうので使いにくい。とりあえず、我慢するしかない。- MS-Officeをインストールする。
MS-OfficeのCD-ROMをマウントして、CD-ROM上にあるsetup.exeを実行する。
$wine setup.exe - MS-Officeが無事インストールされると、Wineのメニューがこんな感じになります。

あらー、不思議。UbuntuのメニューにMS-Officeが。。。 - と、ここで、いきなり実行するとフリーズしてしまいますので、最後のおまじないを行ってください。
Wineconfigureにて先ほど、Windows Vistaにした、WindowsバージョンをWindows XPにセットしておきます。これで、OKです。 - 最終的に残っている問題は、Windowsアプリにおける日本語のフォントと日本語入力の問題です。まあ、使えるレベルではありますが、この問題は、英語ならば全く発生しないわけで、日本において、Desktop Linuxの問題点の究極はフォントにつきます。




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