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2006年7月 8日 (土)

Fedora Directory Serverのビルド

FDSをML40でビルドすることに挑戦してみます。

まずdsbuildシステムをダウンロードします。
http://directory.fedora.redhat.com/sources/dsbuild-fds102.tar.gz

適当なディレクトリで

------
$ tar xfz dsbuild-fds102.tar.gz
$ cd dsbuild-fds102/meta/ds
$ make BUILD_RPM=1
------

といきたいところですが、このままでは足りないパッケージがあります。

-----

cd work/fedora-console-1.0.2 && ant -Dimports.file=imports.FC3 package
/bin/sh: ant: command not found
make[1]: *** [build-custom] エラー 127
make[1]: Leaving directory `/root/src/dsbuild-fds102/ds/console'
make: *** [dep-../../ds/console] エラー 2
--------
antコマンドが足りません。

ML40のDeveloper CDにantのRPMパッケージが入っていますので、それを使うことにします。ただし、antだけではインストールできませんので、以下のように複数のパッケージをインストールしてください。

------
# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
# rpm -ihv ant-1.6.2-3jpp.1AX.noarch.rpm jpackage-utils-1.6.3-1jpp.2AX.noarch.rpm
------
再度、ビルドにチャレンジします。
-----------------
$ cd dsbuild-fds102/meta/ds
$ make BUILD_RPM=1
-----------------

=========== Finished - LDAP Server Package Build ============
make[2]: Leaving directory `/home/yasuma/fds/dsbuild-fds102/ds/ldapserver/work/fedora-ds-1.0.2'
        [build] complete for fedora-ds.
The Fedora DS RPM should be in /home/yasuma/fds/dsbuild-fds102/ds/ldapserver/work
After installing the RPM,
cd /opt/fedora-ds ; ./setup/setup
You can find more information in the installation guide at:
http://directory.fedora.redhat.com/wiki/Setup
AND
http://directory.fedora.redhat.com/wiki/Install_Guide
mkdir -p cookies/. && date >> cookies/install-custom
        [install] complete for fedora-ds.
make[1]: Leaving directory `/home/yasuma/fds/dsbuild-fds102/ds/ldapserver'
        [configure] complete for ds.
        [build] complete for ds.
        [all] complete for ds.
==================================

上記のメッセージが出れば無事にRPM化は成功です。

===================================
$ find . -name "*.rpm"
./ds/ldapserver/work/fedora-ds-1.0.2-1.RHEL4.src.rpm
./ds/ldapserver/work/fedora-ds-1.0.2-1.RHEL4.i386.opt.rpm
./ds/mozilla/work/mozilla/directory/c-sdk/README.rpm
./ds/cyrus-sasl/work/cyrus-sasl-2.1.20/README.rpm
./ds/setuputil/work/07.08/fedora-setuputil-devel-1.0-1.RHEL4.i386.opt.rpm
./ds/setuputil/work/07.08/fedora-setuputil-devel-1.0-1.RHEL4.src.rpm
=======================================================

以上のパッケージが作成されています。

Fedora Directory Serverに必要なのは、fedora-ds-1.0.2-1.RHEL4.i386.opt.rpmです。

パッケージ完成時のメッセージに

========================

After installing the RPM,
cd /opt/fedora-ds ; ./setup/setup

========================

とでていますので、RPMパッケージをインストールした後に行う設定コマンドもわかりました。

このエントリでは、ひとまずパッケージをインストールして完了とします。


==========================
# cd dsbuild-fds102/ds/ldapserver/work
# rpm -ihv  fedora-ds-1.0.2-1.RHEL4.i386.opt.rpm
===========================

以上で、ML40にFedora Directory Server 1.0.2をRPMパッケージでインストールする作業が完了しました。

2006年7月 7日 (金)

FDSの設定で決めておくべきこと

FDSをインストールにあたって、あらかじめ決めておくべき事項
http://www.redhat.com/docs/manuals/dir-server/install/7.1/sn.prepare.decide.html

  • ポート番号
  • サーバのroot
  • Directoryサーバを実行するユーザとグループ
  • 作成するディレクトリのsuffix
  • 認証に利用するいくつかのユーザIDとパスワード
  • 設定ファイルの場所と、ユーザのディレクトリの場所

2006年7月 5日 (水)

FDSのコンポーネント

まだ自分でパッケージ作成していませんので、まずはドキュメントから、その概要を捉えていきたいと思います。

Directory Server Overview によると、FDSは

  • LDAPサーバ
  • Directory Server コンソール
  • SNMP エージェント
  • オンラインバックアップ & リストア

の4つの主要なコンポーネントから成るようです。

LDAPサーバは、LDAPサービスを提供する根幹であり、ns-slapdデーモンとして実装されているようです。

Directory Serverコンソールは、LDAPサービスを管理する管理用コンソールのようです。こちらはそのうち試してみてレポートしてみたいと思います。

FDSの状態は、SNMPエージェントによって監視することが可能だということです。

最後に、サーバ稼動中にオンラインのままバックアップ&リストアが可能だということです。

OpenLDAPと比較すると、管理コンソール、SNMPエージェントの監視、オンラインでのバックアップ&リストアといった点で優れているのではないでしょうか。

Fedora Directory Serverについて

最近私が注目しているものにFedora Directory Server (FDS)があります。

もともとNetscape Directory Server(NDS)と呼ばれていた商用製品が、RedHatによって買収され、オープンソース化されたものです。

現在、Linuxディストリビューションには、OpenLDAPと呼ばれるLDAPソフトウェアが標準的に入っていますが、このOpenLDAPと比較すると機能、性能ともに高いのではないかと思われます。

例えば、4wayのマルチマスタレプリケーション対応など、OpenLDAPでは対応できていなかった高度な機能が実装されています。
そこでこれからいろいろ調べてみなさんのお役に立つ情報をどんどん提供していきたいと思います。

まず最初は、MIRACLE LINUX用のパッケージを作成していきたいと思いますので、ちょっとだけお時間ください。

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