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プロフィール

吉岡 弘隆 - よしおか ひろたか

日本OSS推進フォーラム ステアリングコミッティ委員
OSDL Board of Directorsを歴任
カーネル読書会主宰

2000年6月、ミラクル・リナックスの創業に参加。
95年~98年、米国OracleにてOracle RDBMSの開発をおこなっていた。
98年にNetscapeのソースコード公開(Mozilla)に衝撃をうけ、オープンソースの世界に飛びこみ、ついには会社も立ち上げてしまう。
2008年6月取締役CTOを退任し一プログラマとなった。

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日本Ruby会議2007

行ってきましたよ。Rubyの祭典。日本Ruby会議2007。400以上のRubyistが集まりましたよ。御茶の水に。Rubykaigi070610_17150001

2007年6月9日(土)、10日(日)という土日を2日間つぶすという会社員にとっては、それはそれなりに厳しいスケジュールであるが、仕事というよりも、ファンの集いみたいなものだから、這ってでも参加しないといけない。前日飲み過ぎだとしても。





Rubykaigi070611_07240001

それはともかく、参加記念のRuby会議公式トートバックをもらってうきうき、初日ささださんのRuby 1.9のお話などから聞く。ささださんの開発版(1.9)と卜部さんの安定版(1.8)それぞれのメンテナのお話はコードを書いてメンテナンスする人のご苦労がしのばれた。いろいろ大変なんだろうなあと。青木さんのリファレンス・マニュアルのお話も量的な問題があり、相当大変だというのはよくわかった。JRubyはSunがRubyの実装をするとこうなるよという話で、企業とコミュニティとのアライアンスという意味でのヒントがいくつかあったような気がする。

まつもとさんの基調講演はいつもどおりの愛に満ちたもので、会場を笑いの渦にまきこみつつ未来に対する楽観的な方向性をしめしていた。会場の400人は彼のファンだから何を言っても許されると思うのだけど、観客を驚かせるような発表はなかった(笑)。Railsで仕事をしている人という会場への問いは2〜3割の人が手をあげていたので、昨今のRailsブレークを象徴しているようで興味深かった。

Railsでお仕事とかRubyでお仕事などというのはほんの2〜3年前には考えられなかったので、世の中変われば変わるものである。(Railsが3年前にあったかというツッコミは却下)

SunのJRubyをはじめとしてエンタープライズRubyというキーワードがそこかしこにでてきたのも今年の特徴かもしれない。昔、わたしの脳内プロジェクト(単なる妄想のこと)で、Rubyのスケーラビリティをがしがしやって大規模SMPマシンで動かすんですよ、それをEnterprise Rubyプロジェクトっていうんですが、どーですかね?みたいなことを飲み会でまつもとさんに言ったのだが、当時は冗談みたいなものであったが、昨今では半分マジな感じになりつつあり、世の中わからないものである。

そのうち、Ruby World Expo/Tokyoなんてのがお台場ビッグサイトで開催されちゃったりするのだろうか。スーツを着たおじさんたちが、わらわら疲れた顔をして参加しちゃったりするのだろうか。エンタープライズ・ルビーの戦略とかいうパネルディスカッションに大手ハードウェアベンダーの部長さんとかSIベンダーの役員が難しい顔をして自社製品の宣伝なんかをしちゃうのだろうか。とかいう妄想もあながちありえなくないという予感もあったりして。(あんまり面白くなさそうだけど)

会場ではRuby関連本の展示即売会をやっていて、世の中にこんなにRuby本があるとはとびっくりした次第である。

司会の鈴木さんのゆっくりめの進行もラブリーであったが、会場には女性の少なからずいて、Ruby女子率高いなあと思った次第である。やはりWeb2.0系の職場には女性が多いのだろうか。女子カーネルハッカーを発掘したいと強く思った。

懇親会はチケットを入手していなかったので不参加であった(残念)。

二日目。

仕事系やスポンサーセッションなど今後の「Rubyでメシを食う」方面としては参考になった。楽天とかニフティなどの大手ベンダがどうコミュニティとアライアンスを組んでいくのか、その距離感をどうとっていくのかなど興味はつきない。担当のがんばりだけではどうしようもない壁というのがあるのではないだろうか、そんな感想を持った次第である。その点、ドリコムとかベンチャーの方が顔が見える分圧倒的(?)に有利である。

ビジュアル系セッションで注目の「モテるRuby!Rubyで画像編集のあの手この手」舘野さん。Rubyでモテるようになるにはというテーマ(?)でがんばってこられた。暖かく見守りたい。

最後の基調講演、Dave ThomasはコミュニティとRubyの関係についての議論は感動的ですらあった。RubyはMatzが作ったもので、皆がそれを愛し、はぐくみ、ティーンエイジャーのように手間がかかって難しいけど健全に成長することを望んでいる。どきどきしながら見守っている。

その後Reject会議という採択されなかったアイデアを2分半で発表するLightning Talksのさらにlight版がもたれた。rubykaigi070610.pdfをダウンロード

会場では、チケットをゲットする情報を教えてくれたKanasansoftさんにお目にかかれることができた。その節はどうもありがとうございました。あなたのおかげです。(奇跡である)(下記参照http://blog.miraclelinux.com/yume/2007/04/ruby_7488.html#comment-1037686)

最後に、今回の日本Ruby会議を運営してくれた全ての皆様に感謝を申しあげたい。素晴しい会議であった。実行委員会の皆様、ボランティアの皆様、発表者の皆様、参加者の皆様、そしてRubyの父、まつもとゆきひろさんに感謝を。素敵な会議でした。どうもありがとう。

日本Ruby会議
http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2007/
http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2007/TrackBack.html

Rubyって何よ/ユメのチカラ
http://blog.miraclelinux.com/yume/2007/04/ruby_86e4.html

日本Ruby会議(チケットゲットして狂喜乱舞)/ユメのチカラ
http://blog.miraclelinux.com/yume/2007/04/ruby_7488_1.html

日本Ruby会議(チケットゲットできづ枕を涙でぬらす)/ユメのチカラ
http://blog.miraclelinux.com/yume/2007/04/ruby_7488.html

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 先週末、日本Ruby会議2007というRubyに特化したカンファレンスが開催さ... [続きを読む]

コメント

Ruby会議では失礼いたしました。
予定が詰まっていたため、大急ぎで名刺を交換させて頂いたのですが、余りにもあわてていて、普段名札代わりに使っているものを交換してた事に後で気付きました。
しわだらけでよれよれで大変申し訳ありません。
社会人として失格です。
失礼の程、お許し下さい。

Kanasansoftさん、先日はこちらこそ失礼しました。

こーやって縁が広がっていくというのが不思議ですね。またいつかどこかで。

ありがとうございました。

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