LL魂
夏の祭典。LL Spirit (LL魂) に行ってきた。
個人的な感想など。
昨年のLLゴングのパイプ椅子は、おじさんには拷問に近いものがあったが、今年のホールの椅子は適度に座り心地もよく快適であった。実行委員会の皆様、ご苦労様でした(ぺこり)。
和田先生は、あいかわらづお元気そうでなによりだった。ステーブンレビーのハッカーズの話からはじまって(この本はハッカー倫理を知るうえで重要なテキストなのである)、ハッカーズ大辞典などを紹介しつつ、ハードウェアハック(微分機械(?)って何みたいな)のお話など、大変楽しい講演であった。帰宅してから先の2冊を本棚からとりだしパラパラめくったのは言うまでもない。
しかし、オレ様言語の作り方でパネルディスカッションができちゃうほど日本という地域にはオレ様言語をつくっている人がいっぱいいるのね。すげーな、本音できたよ。という感じである。
学校でコンパイラの作り方とかは習うけど、オレ様言語を作ってしまえというような危険思想をうえつけられるということはまあない。オトナの事情というやつで、研究職に進む人には、言語では論文とおらないよ(これが殺し文句)、企業に行く人には、言語では食えないよ(これも殺し文句)。大抵はそれであきらめるのが良い子の姿である。
それにもかかわらづ、わらわらとオレ様言語一派が勃興しているのは、やはりRubyのまつもとさんの影響に違いない。諸悪の根源はまつもとである。
オレ様言語どころかハリボテOSと称してオレ様OSまで作ってしまう輩もわらわら居て、日本という地域の将来を深く憂えるものである。(これはまた別の話)
人の話を聞いていると、なかなか楽しそうである。オレ様言語という自分が神の立場になって、すべてを決定する世界観こそプログラミングの醍醐味のような気がしなくもない。(いかんいかん、だんだん危険思想にそまりつつある)。しかし寝る間もおしんでそんなことをしたら、体に悪そうだ。睡眠不足におちいりそうだ。仕事にも影響があるかもしれない。と考えるのがフツーのオトナである。
自分の世界観をオレ様言語に投影するというのは、これはやってみたものだけしかわからない快感があるらしい(伝聞)。危険な世界だ。麻薬みたいなものである。(とは言っても麻薬をやったことがないので、よくわからないのだけど)
自分も高校生くらいのときに、なんの役にたつのかわからないただプログラミングが楽しいというだけのプログラムを作っていたわけだが、モノ作りの原点というか何かを作りたいという欲求に素直になればオレ様言語作りというのも究極の趣味のような気がしないでもない。プログラミングを目的にしちゃいかんと、一方のオトナのわたしが囁くのであるが、一方のチョイワルオヤジ(死語)のわたしが気持ちイイことして何が悪いと囁くのである。和田先生なんて、一生(?)好きなことをやっていて世間から後指をさされていないではないか、そんな生き方もあるではないか、などと思ってしまう。
しかし、ただでさえ時間がないのに、人生のプライオリティのなかで、こーゆー無限地獄の趣味を持ってしまっていいのだろうか(オトナの判断)。しかし、金はかからないし、ギャンブルにあけくれて家庭崩壊ということではないし、まあいいんではないだろうか(悪魔のササヤキ)。と揺れ動くオヤジ心なのである。
LL魂というのは人の魂をわし把みにしてぐわんぐわん揺振るイベントなのであった。
恐しいイベントである。
(通勤電車の中でニヤニヤしながらオレ様言語を妄想していたというのはナイショである。)
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