我々はOSを創っているのではないインターネット端末を創っているのだ
本日インテルがモバイルインターネット端末(MID)向けの「インテルCentrino Atomプロセッサ・テクノロジ」と同テクノロジに掲載されるMID向けプロセッサ「インテルAtomプロセッサ」の発表をおこなった。
弊社のAsianux Mobile MidinuxはインテルCentrino Atomプロセッサ・テクノロジ向けのモバイルOSである。
今回、吉田共同社長のプレス発表の壇上で弊社のMidinux上で動くGoogle Mapをデモする機会を得た。
モバイルインターネット端末とは何か。携帯でもPCでもないどんな端末なのか?
端的に言えばワイヤレスブロードバンドに常時接続をすることを前提としたモバイル端末である。
携帯との違いは、データ通信を高速かつ定額で行なうことを前提とする。
PCとの違いはインターネットを街中に持ち運ぶサイズである。
i-modeによって携帯からインターネットを簡単に利用できるようになったのは1999年である。この世代の端末は画面が小さく(8文字*6行)文字によるコミュニケーションだ。その後、より画素数の大きな端末が出てきたが、データ通信は音声にたいするおまけであった。
我々世代はインターネットアクセスと言えばPCである。モデムによる低速従量課金の世界からADSLや光をはじめとした高速定額課金の世界へ転換した。文字だけではなくYouTubeやニコニコ動画に代表されるリッチコンテンツを日常的に利用している。
しかし、携帯とPCの間には深い溝がある。携帯のバンド幅は狭いし、従量課金だと、コストが気になって動画を見ることもままならない。ノートPCは持ち歩くには重いし(だけど持ち歩くけど)、なにより常時接続の環境にない。山手線の中でPCを開くのは苦痛以外の何ものでもない。
そこでモバイルインターネット端末だ。
ワイヤレスブロードバンド(WiMAXやHSDPAなど)を前提としたインターネット専用端末である。
必要なアプリケーションはブラウザ。
利用者はインターネットアプリケーションをブロードバンド環境で利用する。Google MapやYouTubeやニコニコ動画だ。カレンダーやメールはWebアプリケーションを利用する。
価値の大半をインターネットの向う側のサービスプロバイダ(Web 2.0)が提供する。
我々OSベンダーは、インターネットへの窓を提供する。我々はOSを提供しているのではなくインターネット端末を創っているのだ。




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