git入門
社内勉強会でgit入門をやった。(参考資料をダウンロード )。
最近の開発でgitを使っているので、そのファーストインプレッションみたいなものである。マニュアルについては、日本語訳もあるので参考にしてほしい。
分散コード管理システムということで従来の集中コード管理システムとその使い勝手が相当違うように感じる。
基本的な使い方は、リモートにあるリポジトリをローカルにコピーして、そのコマンドをgit cloneというのだが、そのレポジトリに対してチェックアウト、チェックインを繰り返し最後にリモートのリポジトリにコミットするという感じである。
基本的には、集中型とそう違わないのであるが、精神的には随分違うという感じがする。
まず、変更はローカルのリポジトリにずんずん行なうという点。ローカルのレポジトリにずんずん行なうので、その時点でリモートにアクセスできなくてもいい。ノートパソコンにレポジトリを用意して、電車の中や街中でちょっとした変更をして、それをノートパソコンのローカルなレポジトリにずんずんコミットする、なんていう使い方ができる。
そこまでモバイルな使い方ではなくても、通常だったら、次のような感じかと思う。まづプロジェクト用リポジトリを準備して、各自は自分の開発マシンにリポジトリを置く。そして、個々の担当は自分のリポジトリにどんどんコミットする。テストが終った変更(コミット)に関しては自分のリポジトリからプロジェクトのリポジトリへpushする。
そんな感じである。
まだ、ありがたみが伝わらない?うーむ、説明が下手ですいません(ぺこり)
基本的には変更はブランチで行なう。ブランチが原則、前提。Linux Kernelの開発のように多数のプログラマによって独立に開発がおこなわれているというプロジェクトの場合、このブランチが原則というのは大変理にかなっているように思う。
また管理の対象もコミット単位(ファイル単位というよりも)というのも理にかなっている。
また各オブジェクトはSHA1のハッシュ値(16進40桁)で管理されているので、同じSHA1値であれば同じオブジェクトであるということがグローバルで担保されている。
ということは、例えばgitの開発ヒストリのログなんかも、本家をコピーしたリポジトリ全てで同一性が保証されている。Linusが最初にコミットしたオブジェクトは、世界中のどんなコピーでもe83c5163316f89bfbde7d9ab23ca2e25604af290という事が保証されている。通常は40桁のハッシュ値の最初の数桁を利用すれば参照できるので、例えば、
$ git-log e83c5163
とすればLinusが開発したgitの最初のコミットのログを見ることができる。すごいすごい。
$ git clone git://git.kernel.org/pub/scm/git/git.git
でソースも読めるのでいろいろ楽しめる。gitを利用したプロジェクトのヒストリの眺め方などという時間軸にそった楽しみ方もあるのではないかと妄想した次第である。
Rebase Early, Rebase Oftenという話をしたかったのであるが、紙面がつきたのでいつの日にか。
カーネルにおけるリグレッションの特定/ユメのチカラ
http://blog.miraclelinux.com/yume/2007/10/post_d748.html
Git ユーザマニュアル (バージョン 1.5.3 以降用)
http://www8.atwiki.jp/git_jp/pub/Documentation.ja/user-manual.html




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